February 07, 2004

綿矢りささんと金原ひとみさん

第130回芥川賞が発表されて金原ひとみさんと綿矢りささんが受賞されました。

お二人とも最年少の受賞ということで厳寒状態にある出版業界にとっても久々の明るい話題といって差し支えないと思います。

僕もお二人の作品を書店で買ってぼちぼち読んでいるのですが、特に金原さんの「蛇にピアス」という作品は読んでて10代の胸が焦げるほどの想い、感情の揺れ、世間や社会に対しての馴染めなさ、違和感といったものが表現されていて出色の出来だと感じました。

まぁ、からっきし世間に飼い馴らされてしまった僕なんですが、それでもこういった「破滅への欲望」(←メガデスみたいだ・・・)というか自傷行為で自らの存在意義や社会との接点を見出すみたいなことをある程度心情的には理解はできるつもりではいます。

少なくても読んで損のない作品ですので、是非買ってお読み頂ければと思います。

ここからはお二人が受賞されてから、出版社に勤めている友人に聞いた話でも書いときます。

芥川賞に代表される文学賞ってのはもともと本が売れない2月のまぁ一つの販促策みたいなもので考案されたものなのですが、当然主催しているのは文藝春秋になります。

しかし受賞作品の発売元を見ると、金原さんが集英社、綿矢さんが河出書房で直木賞受賞作品もそれぞれ発売元が文藝春秋ではないんですよね。

ここらへんに文藝春秋の懐の深さを強く感じます。当然自社の作品が受賞したほうがいいに決まっているわけですからね。

あともう一つ、著者のビジュアル(端的にいえばかわいさ)と売上げとの相関関係ですが、これはもっとも露骨に表れていて興味深いです。
発売元はそれぞれ集英社と河出書房新社ということで、版元の力、所謂、営業力、宣伝力では明らかに集英社の方が強いに決まっています。

しかし売上げ数時には綿矢さんの圧勝です。紀伊国屋の実売データを見ても綿矢さんが金原さんのおよそ2倍の実売数を挙げています。もちろん受賞前の知名度は綿矢さんのほうが数段上だったのも事実ですし、処女作の「インストール」の映画化など話題が多かったのも事実です。

しかし芥川賞の受賞後の実売データを見ても見事に綿矢さんのほうが勝っているんですよね。金原さんの作品は題材が多少エキセントリックな部分があり、あまり一般受けしないのかなとも考えられますが、これははっきりいってお二人の「かわいさ」の差なのかななんて思わずにいられません。

さらにデータを読み進めて、お二人の読者層の男女比は実はあまり差がないということも分かりました。どちらも女性が55に対して男性が45ぐらい。僕は正直綿矢さんはいわゆる男受けする顔ですので男性比率が高いのかななんて思っていたのですが、実はあまり変わらないんですよね。

投稿者 Hideki Kawamura : February 7, 2004 10:46 AM | トラックバック
コメント


業 界 話 は も う い い か ら 。


Posted by: 森田 : February 7, 2004 12:57 PM

と書き込んでみるテスト。
おれでした。上のは。
ごめそ。

Posted by: 菊池 : February 7, 2004 01:04 PM

わざわざメキヒコから書き込みありがとうございます。

もうちょっと旅行のレポートとか書いて頂けるとありがたい。

あと、リアルに心配しているのですが二人旅って結構喧嘩すると旅行が悲惨なものになるんで気を付けてちょ。

Posted by: Hideki Kawamura : February 7, 2004 09:43 PM

喧嘩してますが、なにか?
旅レポは菊タンがノートに書いてるみたいなので、
乞うご期待。

Posted by: 森田 : February 8, 2004 02:27 AM

まあ、別にないっすけど。
野良犬が多い。
地下鉄に乗るときだけメキシコ人必死になる。
地下鉄のドアが閉まるのが早いから。
タクシーの運ちゃんが車の中から話し掛けてくる。


そんくらい。

またね。

Posted by: 菊池 : February 8, 2004 02:29 AM

業界人ばなしキボンヌ。

Posted by: 菊池 : February 8, 2004 02:31 AM


業 界 話 し 早 く し る !

Posted by: señolita mexicana : February 8, 2004 12:39 PM

業 界 話 し 早 く し る !

!POR FAVOR!

Posted by: Kikuchi : February 8, 2004 12:59 PM

てかネットカフェ行き過ぎだろ。

そっちは暑いんだっけ?

そうそう今思い出したんだけど、ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブは確かキューバだったよね。

いいなぁ~。一度でいいから行ってみたい。

村上龍で「存在の耐え難きサルサ」なんてかなりお寒い題名の本があったっけ。

キューバかぁぁぁぁ。そろそろ着いたんかな?

Posted by: Hideki Kawamura : February 8, 2004 10:00 PM

mou mexico dakedone...w

pukusu

Posted by: morita : February 13, 2004 08:55 AM

Keireki sasyou ikunai.

Posted by: Kikuchi : February 13, 2004 08:55 AM

こんちゃー。

そろそろニューヨークですかね?
こっちは春一番も吹いて暖かくなってきますた。

おいらもちょこっと国内旅行でも行こうかと思っちょります。

Posted by: Hideki Kawamura : February 16, 2004 12:52 AM

一昨日ニューヨークに着きました。
昨日は一日マンハッタンを歩き回り、
今日はSOHOにあるアップルストアに来てます。
これからSOHO内の古着屋を探索したあと、
ミュージカルのチケットを取ってから
コスモポリタン美術館にいってきまつ。


 羨 ま し い だ ろ ? 

Posted by: もりた : February 18, 2004 01:24 AM

どもども写真見させて頂きました。

モソタさんひげ伸びましたねー。
菊タソ変わりませんねー。

文化的な旅行でいいねー。

おいらは人事異動があったりで大変さ。。。トホホ。

アップルストア行ったってことは愛ポッドミニ見たのかな?

レポートキボンヌ。

Posted by: hideki : February 18, 2004 04:37 PM

NY no Internet Caffe yori.
iPod mini ha mada hatubai sareteimasendesita.


E N T R Y s h i r u


Posted by: Kikuchi : February 19, 2004 10:36 AM

Blog正直続けるのしんどい。

もうダメポ…。

Posted by: hideki : February 20, 2004 03:32 PM

もう日本帰ってきた??

Posted by: Hidekitchen : February 24, 2004 09:30 AM

一昨日帰ってきますた。明日からパリでつ。
ちょこちょこしたものだけどお土産あるよ。
そういやiPod mini発売日に見てきたよ。
実物はカナーリかこよかた。

Posted by: もりた : February 24, 2004 12:27 PM
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